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リハビリ職の年収と就職する方法

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皆さまこんにちは!当ブログを運営しているAkiです。

本業として働いている作業療法士(リハビリ職)のキャリアについて説明します。

リハビリ職の年収っていくらだろう?

就職する方法はどんなものがあるのだろう?

こういった疑問にお答えします。

①リハビリ職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の年収っていくら?

リハビリ職は大きく分けると理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3つに分類されます。各職種の内容についてここで言及しませんが、どの職場でも職種による給与差はほとんどありません。そのため、3職種をまとめてリハビリ職と呼ばせて頂きます。

このリハビリ職の年収はいくらかといいますと、

新卒の初任給で360万程度です。

月給換算だと額面で20~25万円くらいですね。

社会保険料などを引いた手取り額だと16~20万円になります。

あとはボーナスが2~3カ月(多い所だと月収の5カ月分)という内訳です。

厚生労働省が出している「令和元年賃金構造基本統計調査職種別所定内給与額及び年間賞与額」によると勤続6年目で以下のようになります。

平均年齢:33歳

平均勤続年数:6年

月の労働時間:158時間

月給:28.7万

ボーナス:64.6万

年収換算すると409万円です。

30代に入ると大体400万程度の年収になりますが、これは地域差と働く場所(病院、施設、在宅系)によって変わってきますので目安として認識してもらえたらと思います。

リハビリは国家資格ですので、働く場所を選ばなければ食いっぱぐれないのは良い点ですね。

欠点は、医療制度による報酬が決まっていますので安定はしていますが高い年収は得られにくいのが現状です。

②就職する方法とは?

資格を取る所から始まります。

資格取得には2種類の選択肢があります。

1つ目は専門学校を卒業して国家試験を受ける方法です。

専門学校の利点は、3年で卒業できることでしょう。

また、夜間コース(夜間は4年生)もあるので、働きながら資格取得ができる点も良い部分になります。夜間の場合は4年生から長期実習が始まりますので働くのは3年生までにしておくのが無難です。それを見越して学費を考えておきましょう。

2つ目は大学を卒業して国家試験を受ける方法になります。

大学は4年生です。専門学校と比べると入学に向けた学力が必要となります。

卒業までに時間を要しますが、利点は卒業後の初任給が専門学校卒業と比べ4000~5000円程高くなります。

また、卒業論文という仕組み(専門学校では無いところもある)によって、自分の興味ある分野や取り組みについて研究し発表することで、自分が研究したことを形にすることが出来ます。この卒業論文を制作する過程で、データを分析したり統計にかけたりと働き出してからも活用できる研究方法を実際の取り組みから学ぶことができます。

リハビリ職は働き出すと学会発表や研究が必ずついて回ります。働きながら学ぶか、大学で学習してきた上で取り組み始められるかは働くうえで大きな差になることもあります。大学で学会発表に結び付く取り組みが学べることは良い点です。

就職に向けての動き

最終学年の9月~11月頃に就職活動を行います。

(9月まで長期実習を行っている学校が多いので実習を終えてから活動を開始します)

また、10月頃から国家試験の対策も始まります。

いよいよ最終学年の2月に国家試験が行われます。

この国家試験に晴れて合格すると4月から就職先で働くことが出来るようになります。

以上でリハビリ職の年収と就職する方法についての内容を終えたいと思います。

最後までご覧になって下さりありがとうございました。

次回は、「手に職!リハビリ職は食っていける?現役リハビリ職が先行きを語る」

についてです。

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