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中田敦彦もオススメ!「人望が集まる人の考え方」を読んだ感想。【脱失敗】仕事をする前に知っておきたい人間関係の本質【人は感情の生き物だと知ること】

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皆さんこんにちはAkiです。

今回は中田敦彦さんも取り上げていた【半世紀を超えて読み継がれる人間関係のバイブル】として有名な「人望が集まる人の考え方」について見ていきたいと思います。

そしてこの記事は多くの人と関わりながら仕事をすることが増えた「5年前の自分」に向けて書いみました。

まずはこちら↓

中田敦彦さんが「人望が集まる人の考え方」を力説してくれています。

正直、こちらの動画を見るだけでこの本の伝えたいポイントを面白く楽しく理解できます。さらに、動画を見てから著書を見ると著書の内容がスっと入ってきますのでオススメです。

現在の最強学習方法は、動画+本なのかもしれませんね。

動画は①と②に分かれていますが、①だけでも十分、考え方が整理されています。興味を持たれた方は是非動画を見て下さい。自分の考え方、捉え方に変化が出ますよ。

動画を見たい時にイヤホンが必要な方はこちらを覗いて見て下さい↓

Air Pods Pro で静かなる「精神と時の部屋」を体験してみませんか? 皆様こんにちはAkiです! 今日は、Air Pods Proを使うことで得られた未来のお話しをしていきたいと思います。 ...

さて、こちらを読んでみて感じたのはカーネギーさんの著書「人を動かす」と連動しているなぁ~という点です。

カーネギーさんの「人を動かす」はどちらかというと分厚めなのですが、こちらの著書はコンパクトで読みやすいと思います。

厚みが少ない=「読みやすさ」という点でハードルを下げてくれていますので、持ち運びや移動中に読書するって時にも持ってこいです。

カーネギーさんの「人を動かす」が気になったかたはこちらも覗いて見て下さい↓

カーネギーさんの「人を動かす」を読んで。この著書の本当の名前は「自尊心を満たして人を動かす」だと思った話。 みなさんこんにちは、Akiです。 今日は著書「...

「人望が集まる人の考え方」+「人を動かす」の両方を理解し落とし込めれば、あなたはもう【人を動かし、人望を集める】ことが出来るでしょう。

人望が集まる人になりたい!と思うあなたに届くと嬉しいです。

それではいってみましょう!

多くの人が人間関係で苦労しているのは、人間の本性を理解していないからだ

人間の本性とはなんなのでしょうか?

こちらのトピックでは、人間の本性を理解するために必要な考え方を著書からまとめてみました。

人間の本性をうまく活用する方法

相手の自尊心を満たす

人間関係の極意とは?

お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手と関わることです。

大切なのは、他人とうまくやっていきながら、自分が充実感を得ると同時に相手の自尊心を満たす方法を見つけることである。と著書で述べられています。

9割の人は人間関係で失敗する

カーネギー工科大学によると、成功の15%は仕事のスキルによるもので、85%は性格的な要因、とくに他人と上手くかかわる能力によるものだと結論付けている。

心理学者のアルバート・ウィガム博士によると、仕事が出来ないから失業したのは全体の1割、残りの9割は他人と上手くかかわることが出来ないから失業したことが分かった。

専門技術より人間関係の技術

パーデュー大学の記録では、人間関係の技術にたけた人は、優秀な学業成績を収めた人より収入が約15%上回り、人間関係の技術がつたない人より約33%も多くの収入を得ていた。

公私を問わず人間関係の技術が成否を分ける

どの分野であれ成功しているのは、人との関わり方の秘訣を心得ている人である。

【ポイント】

人との関わり方の基本原理を理解すれば、小手先のテクニックは必要ない。

人を動かす基本的な秘訣

人間関係に関するかぎり、相手の自尊心を傷つけることはご法度。

人間関係の基本原理

人々は自尊心を傷つけられると感情的になりやすいが、自尊心を大切にしてもらうと理性的に振る舞うと言われています。

全ての人は、自分の自尊心を大切にして欲しいと願い、それを傷つける人を敵とみなす

実業家のヘンリー・カイザーは「すべての人を大切に扱えば、必ず良い人間関係を築くことができる」と言っている。

人々は自尊心が満たされないと他人に対して批判的になる

・自己中心的な人は自尊心が高すぎるのではなく低すぎる。自己中心的な人はプライドが高いのかと思っていましたが、自尊心が低すぎる場合に自己中心的になってしまうのですね。

自分との関係がうまくいっておらず、他人との関係も上手くいっていない人は自尊心が欠如しているので、自尊心を取り戻すことが唯一の解決策となる。

・人が自尊心を満たしたいという思いは、空腹を満たしたいという思いと同じくらい自然で普遍的なこと

空腹を克服する方法は、空腹を満たす以外にない(自尊心の欠如には自尊心を満たす)。

ここは中田敦彦さんが動画の中で分かりやすく面白く伝えてくれています。

野球で言うとみんなキャッチャー(自尊心を満たしてほしい人)で待っている。ピッチャー(自尊心を満たす人)がいない。

飲食で例えると、みんなビュッフェを食べに来ており(自尊心を満たしてほしい人)ばかりで調理者(自尊心を満たす人)がいない。

そんな中、自分がピッチャーや調理者になると人が集まってくるのは当然だよね、と。

ここのエピソードは腹落ちしやすくとてもイメージしやすいエピソードになっています。

相手の自尊心を満たせば人間関係は上手くいく

・自尊心が満たされていないと、人々は摩擦やトラブルを起こしやすい。

・自尊心が満たされれば他人と上手くやっていくことができる。

気難しい人には褒め言葉をかける

・気難しい人に対処するには、その人が自分自身をより好きになるのを手伝うこと。

・心のこもった褒め言葉を掛けて相手の自尊心を満たせば、気難しい人に対して大きな効果を発揮する。

正論を説くより相手の自尊心を満たす

人間関係の最重要ポイントは「人々はたいてい自分の自尊心を満たすために行動する」です。

人間関係における物の道理とは、相手に正論を振りかざすことではなく、相手の自尊心を満たす方法を実行すること。

自分の「資産」を有効に使う方法

世界中の人々が最も飢えているものの一つは、自分の重要感。つまり、すべての人は自分の価値を他人に認めて欲しい、自分に気づいて欲しいと強く思っています。

要するに「認め、伝え、与え、重要感を満たす」という事です。

自分の「資産」を気前よく与える

自分の隠れた資産を相手に与えるとき、何が得られるかを考える必要はないと著者は言っています。

それを気前よく与えれば、必ず何倍にもなって戻ってくるからだと。

まるで槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」のようですね。

こちらは楽曲から人との関わり方が学べる名曲です↓

すべての人は自分の重要性を認めてもらいたがっている

すべての人は自分が重要な存在だと感じたがっているだけでなく、自分の重要性を他人に認めてほしいと思っている。

すべての人は自分の価値を確認するのを他人に手伝ってしい。

実業家のヘンリーカイザーは「人とうまくやっていく第一のルールは、すべての人を重要な存在とみなすことだ」と明言している。

また、デューク大学のJ・B・ライン博士は、

「人間が論理の生き物というより感情の生き物だと気づけば、人間関係は飛躍的に向上する」

「当然私たちの人間関係は、相手をどう認識するかにかかっている。相手をロボットか機械のようにみなすと、人との関わり方が利己的で一方的なものになりやすい。

しかし、相手を独自の価値を持つ存在として大切に扱うと、相手の意見や考え方に敬意を払うようになる。その結果、相互の関心、理解、友情にあふれた、より高い次元の人間関係が可能になる」といっています。

すべての人にスポットライトをあてる

意外なことに、一人ひとりの重要感を満たすには「少しずつ注目する」だけで充分である。

その存在に気付いていることを示す程度でいい。そうすれば重要感が満たされる

相手に対して威張らない

相手に好印象を与えたいなら、自分の凄さをひけらかす必要はない

相手に感銘を与える最も効果的な方法は、自分が相手に感銘を受けたと伝えることだ

相手に感銘を受けたことを伝えると、相手に重要感を持たせることができる

相手の間違いを指摘するのは必ずしも得策ではない

相手の間違いを指摘する前に、「相手が正しいかどうかは大きな意味を持つだろうか?」と自問しよう。

間違いを指摘したところで、彼に恥をかかせるだけで何の得にもなららいんだよ

彼が正しいかどうかなんてどうでもいいことさ。

他人の行動と態度をコントロールする方法

人間の本性に関する基本原理

相手を信頼していることを知らせれば、相手は自分が信頼に値する人物であることを証明しようと努める。

たいていの場合、私たちが相手に見せる側面は、相手が私たちの中から引き出したもの

相手の怒りを鎮める方法

オハイオ州にあるケニオン大学とアメリカ海軍との共同研究で、

聞き手は話し手の声の調子の影響から逃れることができない」ということが分かった。

この科学的知識を応用すれば、自分の声の調子によって相手の声の調子をコントロールすることができる。

大きな声を出せば出すほど、ますます腹が立つ。

心理学の研究によると、常に声を小さくすると腹が立たないことが証明されている

静かに話せば、怒りは静まる

情熱は人から人へと伝染する

自分が商品に対して情熱を持つと、相手はそれを買いたくなる。

人望が集まる基礎知識3選

それでは、ここからは人望が集まるための基礎知識についてのトピックを見ていきましょう。

それは

・人々が求めてやまないものを提供すること。すなわち自尊心を満たすこと。

相手を認めそれを相手に伝える。そうするともっと認めてもらうために行動を改善する

相手を尊重する。相手の価値を高く評価していることを伝えよう。相手を待たせず、相手を特別扱いしよう。

です。

相手と打ち解ける方法

自分のことを相手が好いてくれていると信じることが大切。

・いつも相手の友好的な反応が得られるという前提で行動する。

・相手が友好的な態度をとることを確信していると人を恐れず、身構えずにいつも自然に振る舞える

自分から率先して友好的な態度をとろう。相手も有効的な態度をとってくれる

ほとんどの人が相手に好意を求めている。それは人間の普遍的な欲求である。

ほほえみが最強の魔法

「感情が行為を決定するのと同じ位、行為が感情を決定する」

進化論を唱えたチャールズ・ダーウィンは専門書の中で、感情が肉体表現を伴う理由について科学的な根拠を述べています。

感情を抱くと肉体でそれを表現することになるという結論を出している点が興味深いですね。

微笑むという行為自体が親愛の情を掻き立てる。

ただし、相手の好意を取り付けようとするあまり、心のないほほ笑みをやりすぎると逆効果になってしまう。

心のこもったほほ笑みが大切です。

コミュニケーションの取り方

・会話を始める時はウォーミングアップから。天気や昨日なにしていたかなどで良い。

・だんだんとエンジンがかかってくる。

・ポイントになるのは、自分が話すより相手に話をしてもらうということ。

・会話のルールは、自分のすばらしさをアピールして自己満足に浸るか、相手に話をさせて自分に好意を抱いてもらうかのどちらかを選ぶということ。

・自分の話をしていいタイミングは、自分について話すように求められたとき。

・ただし、話すぎてはいけない。相手の質問に答えたら、相手にスポットライトを当てることが大切。

・しっかりとスポットライトをイメージして話の順番を考慮しよう。

・相手に賛同するときには自分の話をしてもいい。

「私も同じです」というテクニックは、相手に親近感を抱かせるのに効果的だそうです。

私たちは、賛同してくれる人に好意を抱き、賛同してくれない人に反感を抱く。それは、賛同してもらうと自尊心が高まるからです。

一方、相手が賛同してくれないと自尊心が傷つきやすい。相手に賛同すると、あなたは、相手が自分自身をより好きになるのを手伝っている。

たとえ何らかの点で反対しなければならなくても、相手に賛同できる点を常に見つけようとする視点が大切ですね。

悩みやストレスの処理方法

それは「紙に書き出そう」です。

書き終えたら、その紙を細かく破って捨ててしまおう。自分の心情を紙の上で表現する事で目的を果たしたのだから、もうすっきりして誰にもそれを話す必要を感じなくなるはずだと言わています。

時には、同じことを2~3回書かなければ気持ちが収まらないかもしれない。そして、気が済むまで書いた後は、もうそれについて考える必要がなくなり、誰彼となく不満をぶちまけたくなる衝動を感じなくなるはずだ。

相手をからかわない

会話を通じて人望をあつめたいなら、相手をからかったり皮肉を言ったりしたくなる衝動を抑えなければならない。ついついイジっちゃいたくなる時もあるので自戒を込めて。

多くの夫は人前で妻をからかい、それを一種の愛情表現だと誤解している。

しかし、からかったり皮肉を言ったりするのは、相手の自尊心を傷つける行為である。

相手から賛同を得る方法

イエール大学の心理学者カール・ホブランドらによると、「相手にプレッシャーをかけず、脅し作戦を使わないで冷静に事実を提示することが、自分の考え方を相手に受けれさせる最善の方法」であることを発見したそうです。

話し手が熱弁をふるうよりも冷静に事実を提示した方が、聞いた人たちは自分の見解を改めやすいことが分かったのです。

押しつけないことが大切ですね。

自尊心を傷つけてはいけない

ニューヨーク大学のアルビン・ビューシー教授は、「多くの人が議論に勝つために相手の自尊心を傷つけるという間違いを犯しがち」だと指摘している。

これは、この本の最終的なテーマに行き着くと感じています。

人を動かしたいなら、「人間の本性に反するやり方ではなく、人間の本性に合うやり方を学ばなければならない」

考え方がどんなに素晴らしくても、それを押し付けると相手は心を閉ざしてしまうのである。

人間の最も強い衝動のひとつは自己保存であり、それには自分の肉体だけでなく、自尊心を守ることも含まれる。

私たちは自分の自尊心を守るために、どんな考え方を受け入れるかについて慎重になる。

だから、自分の価値観と相いれない考え方を押し付けられると強く反発する。

相手の自尊心を傷つけずに議論に勝つルール

①相手に意見を述べさせる

相手の話を最後まで聞くだけでなく、「大事な点をもう一度言ってください」「それ以外におっしゃりたいことはありますか?」と付け加えると、相手の意見に関心を示していることを示す効果がある。

相手に要点を繰り返すよう求めることは、相手が興奮している時に役立つ

②答える前に少し間をおく

即座に「ノー」と言うと、相手は頭ごなしに否定されたように感じ、自分の意見を検討してもらっていないことにがっかりする。

③100%勝とうとしない

相手に少しでも正しい点があれば、積極的にそれを認めよう。あなたがささいなことを譲歩すれば、相手が重要なことを情報してくれる可能性が高くなる。

ピアース・ブルックス博士はその点について、「たしかにそれも一理ある」と前置きしてから自分の意見を言うことを推奨している。

例えば、「確かにそれも一理ありますが、こんなふうに考えられないでしょうか」と。

④控えめな態度で主張する

ベンジャミンフランクリンはこう言っている。

「相手を説得するには自分の意見を控えめな態度で正確に述べると効果的だ。そのさい、【私が間違っているかもしれないが】と切り出すといい。相手はあなたが遠慮がちに話しているのを見て謙虚な姿勢に共感し、自分の考えを改めて「あなたが正しい」といってくれるだろう」と。

こちらは日本人的な部分がありますので、取り入れやすそうですね。

⑤第3者に代弁してもらう

自分が主張するよりも、第3者が詳細を述べたほうが説得力に富んでいる。

記録や統計、実績、有名人の言葉などはすべて「第3者の発言」として活用することができる。

⑥相手の面子をつぶさない

相手はあなたに賛同して自分の意見を変えたいのだが、問題が一つある。

相手はすでに自分の意見を表明しているので、今更立場を変えづらいのだ。

相手を説得したいなら、自分の意見を相手に受け入れさせるだけでなく、相手を窮地から救い出す方法を心得ておかなければならない。

そのための2つの方法はこちらです↓

①相手が事実関係を把握していなかったことにする

このような状況では、どんな人でもそう考えると思います」と言ってみる。

言い訳をする機会を与えて相手の顔を立てる

ドレスを購入して、夫から似合わないと言われた奥様がクリーニングを出した後に返品を申し出てきたら

「お客様、どうやら家族のどなたかが間違ってこのドレスをドライクリーニングに出されたようです。最近私も同じようなことを経験しました。私の外出中に夫が他のドレスと一緒にまっさらのドレスをドライクリーニングに出してしまったのです。きっとそれと同じようなミスが発生したのでしょう。このドレスにもドライクリーニングの形跡が見受けられます。」

顧客は証拠をみせられ、自分の落ち度に気付いた。だが、彼女は店員から助け舟を出してもらったおかげで面目を保つことができた。

助け舟と面子を守るはセットで考える。

そして、

相手に逃げ道を与えて面目を保たせる

これが非常に重要です。

いままで考えたことも無かったので深く頷いてしまいました。

相手の全面協力を得て成果を上げる方法

誰かに何かを手伝って欲しい時、二つの簡単な実験がある。

1つ目:相手に「これを手伝ってください」と要件を説明する。

2つ目:「今、私はこれをしようとしています。ぜひ知恵を貸して下さい。適切なアドバイスをしてもらえませんか」と言う。

後者のやり方は人間の本性に関する基本的な法則にかなっている。

産業心理学によると、相手は手伝いたくないわけでは無く、知力と体力の両方を働かせるように依頼されていないので、全面的に協力することができないのである。

人々は自分の知恵を活用してほしいと思っている。

知恵と体力を両方依頼することが大切です。これを試してみましたが、効果は抜群でした。

【人間の本性に関する基本的な法則】

人々は知恵を求められなければ、体力を100%発揮することが心理的にできない。

命令するのではなくアドバイスを求める

相手にアドバイスを求めたら、あなたは解決すべきか問題を相手に与えて興味を引くことができる。

この原理は、会社の経営にも当てはまる。

アンスル・ケミカル社のロバート社長は問題に直面した時に、説教をしたり義務感を与えたりしなかった。

彼の経営哲学は「人々は自分が参加したものを支持する」であった。

例えば、コストを削減するときに彼は「特定の分野のコストを削減しなければならない」とは言わず「みんなで知恵を出し合って問題を解決しよう」といったそうです。

彼はこれを「参加型の経営」と呼んでいます。

アドバイスを求めると家庭もうまくいく

ルース・ビーバー博士によると、「家族全員が家庭の運営に参加すると、驚異的なことが起こります。困難な問題がすんなり解決し、家族が仲良くなるのです。全員が家庭の運営を自分の課題とみなし、解決策について知恵を出すように求められると、家族は一体感を得て円満になります。子供は自分の意見を言い、提案する機会を与えられると、意に沿わない決定が下されても、親の権威に喜んで従うものです

経営も家族も近いものがあるんですね。

【ポイント】

相手にアドバイスを求めているなら、本気で「アドバイスをして下さい」というべきだ。そうすれば、問題解決に役立つアドバイスが得られるだけでなく、重要感を与えて相手を喜ばせることができる。

褒め言葉の効能

ささいなことについて本気で褒めよう。

ポイントは相手の行為や性質をほめることです。

褒め言葉はその対象となる行為を強化する働きを持っていることを覚えておきましょう。

また、相手の行為や性質をほめると、相手の自尊心を高めることができます。

これは、自己愛やうぬぼれとは全く違う事です。

相手を怒らせずに注意を促す方法

人間関係で最もよくある間違いの一つは、相手の自尊心を傷つけて自分の自尊心を満たそうとすることだと言われています。

注意の本質とは?

注意を与えることの本当の目的は相手をおとしめることではなく、相手を向上させること。

つまり、相手の気持ちを傷つけることではなく、相手がよりよい仕事をするのを手伝うということ。

誰かに注意を与えるときは、管制官がパイロットに注意を与える方法を思い出そう管制官の目的は自分の自尊心を満たす事ではなく、航空会社とパイロットの双方にとって好ましい結果を得ることです。

1対1で注意を与える(子育てにも通ずる)

注意を与えて成果を上げたいなら、相手の自尊心を傷つけないように配慮しなければいけない。たとえ動機が純粋で、誠実な気持ちで注意を与えても、大切なのは相手がどう感じるかです。

周りに人がいる所で注意をすると、相手は同僚や知人の前で面子をつぶされたと感じてしまいます。

子供も大人と同じように人間です。だから、なるべく第3者がいる前で叱らないように気を付ける必要があります。

相手の行為に注意を与える

相手そのものではなく、相手の行為に注意を与えることが大切です。

そうすることによって相手の自尊心を傷つけずにすみます

注意の対象を相手の行為に限定することによって、逆に相手の自尊心を満たすことができるのです。

友好的に話を終える

相手の最後の記憶が「叱責」ではなく「激励」になるようにするのが理想的な注意の仕方

最後の記憶を良いものにできるような注意の仕方を求めていきたいですね。

まとめ

非常に多くのことを教えてくれるこの著書ですが、その中でもポイントとなる部分がいくつかありました。

それは、承認欲求をみんなが求めているということです。

そして承認欲求を与える側になりましょうよ。

そうすることで人は人望を集めることができるんだよ。

というお話でした。

以下、私がメモアプリに残している部分を箇条書きで示します。

・心からの興味関心を持つ

・人の名前を覚える

・重要感を与える

・議論はしない

・相手の自尊心を傷つけない⇒控えめに言う、伝える

・相手の自尊心を満たす、高める

・自分が悪いと思ったら、相手にやっつけられるよりも自分で自分をやっつける⇒「負けるが勝ち」

・人の話を最後まで聞く

・人生はブーメラン⇒自分がやっていることが帰ってくる、

・周りの反応は自分の反応⇒鏡

上記はメモアプリに記録として残しており、いつも仕事の前にこれらを眺めてから業務を開始しています。

こういったことを常々意識し取り組んでいくことで、相手の自尊心を傷つけず高めていくことに結び付けられるのではないかと考えています。

人は忘れやすい生き物です

松下幸之助さんも毎日自分に「今日も1日素直であったか?」と問いかけていたそうです。

松下幸之助さんでさえこのように毎日の振り返りを行い「素直さ」を高めていました。

凡人である私も毎日鏡を見るように、相手の自尊心を満たせているか?自尊心を傷つけていないか?重要感を与えられているか?相手に心からの興味関心を持てているか?人の一番大切な名前を忘れずに覚えて呼べているか?人の話を最後まで聞けているか?と自問自答しています。

そこが上手く行えなかった時は、振り返って明日に活かそうと思っています。

是非皆様もこの著書から何か一つでも得るものがあって、明日からの毎日に活用できるものがあると嬉しいです。

今日もより良い一日にしていきましょう。

ありがとうございました。

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