みなさんこんにちは、Akiです。
今日は著書「読むタイミングによって同じ本でも得られるものが変わってきます。
今回改めて読み直してみて、本当にためになることが多く、実生活・仕事にも生かせることが分かってきました。
そこで、「人を動かす」を読んで、ポイントになる部分を過去の自分に向けてまとめてみました。
何度も読み直すことでスルメのように味を感じることができるこの著書を大事にしていきたいです。
こんなお悩みありませんか?
・なぜか正しいことを伝えているのに上手く伝わらない。
・正論が嫌がられる。
・正しいのに納得してもらえない。
こんな経験はありませんか?
もしかすると、自分が正しいと思っていることをストレートに伝えすぎていませんか?
正しいからといって全てが上手くいくわけがないのがこの世の中ですよね。
なぜならそれは相手が人であり、感情の生き物だからです。
人を動かす原理を知っていなければあなたの「こうして欲しい」「こうしたい」は通らないですよね。
ここからは、私が読む中で大事だなぁ~と思ったポイントを過去の自分に向けてまとめています。
人を動かす原則
・盗人にも5分の理を認める
「人を非難するかわりに、相手を理解するように努めよう。どういう理由で相手がそんなことをするに至ったかよく考えてみませんか?そのほうがよほど得策でもあり、またおもしろくもあります。そう考えてみると同情や寛容さ、好意も自然と生まれてくる」
これは結構本質だと思いました。
相手を非難することはやりがちなのですが、相手を理解するように努めるには意識していないとできないですからね。
【ポイント】
非難の代わりに、相手を理解するように努めてみると相手を考えることに繋がる。
重要感を持たせる
重要間を持たせる。
自身の重要感を満たす方法は人それぞれ違うので、その方法を聞くとその人が分かると言われています。
お世辞と感嘆の言葉の違いを皆さんご存じですか?
前者は真実ではなく、後者は真実であるということです。
お世辞は口からでるでるが、感嘆は心からと言われています。
他人の真価を認めようと努めるのは日常生活では非常に大切な心掛けなのですが、ついついおろそかになりがちです。
そんな時は相手の真価を認めるために、1日5分他人の長所を考える時間を持つことから始めてみませんか?
愛犬や子供と関わっている場面を思い返してみて欲しいのですが、愛犬や子供は親からの称賛と関心が嬉しいですよね。
これを人に活かして当てはめてみると、人はみな評価されたい生き物だということを思い出させてくれます。
大切にしたい人には「あなたのやってくれていることは重要なことです」と重要感を伝えてあげることが大事ですね。
【ポイント】
心からの興味関心を持って重要感を与える
相手の立場にたってみる
相手の立場にたってみる。これって当たり前の様で難しいですよね。
こちらの著書では相手の立場に立つことを魚釣りの視点から教えてくれています。
分かりやすかったので、引用します。
「私はイチゴミルクが好きだが、魚はミミズが好きだ。
だから魚釣りをする時は自分の好物のことは考えずに魚の好物のことを考える。
イチゴミルクを餌に使わずミミズを針につけて魚の前に差し出し1ついかがとやる。」
人を釣る場合にもこの常識を利用していいわけです。
これは相手のことを考える気付きを与えてくれる素敵な文面だなぁ~と感じました。
相手の「好き」を聞き、それを手に入れる方法を教えてみませんか?
相手は何を望んでいるのでしょうか?
そのことを知り、提供してあげると人は動くのですね。
望み=欲求と言われています。
お金が欲しい人はお金が増えると思うと行動を起こします。
どうしたらそうしたくなるのかを考えてあげませんか?
そのためには、その人の背景を知り、達成できるためにはこれをやるといいよと伝えてあげることが大切です。
相手の自尊心を満たし、自己主張の方法を発見させてあげましょう。
人に好かれる原則
心からの興味関心を持つ
人の関心のある問題にこちらが心からの興味・関心を寄せる。
「人間は自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」という側面があります。
人間関係に関する他の原則と同様に、必ず心からの興味関心を寄せるということが大切です。
名前を覚える
フランクリン・ルーズベルトは人に好かれるいちばん簡単で、わかりきった、しかも一番大切な方法を
「相手の名前を覚え、相手に重要感を持たせることだという事を知っていた」からだと言われています。
私たちもこのようにしていくには、何度となく相手の名前を繰り返し、相手の顔や表情、姿などと一緒に頭の中に入れてしまえるように努めるということが大切ですね。
名前は、当人にとってもっとも快いもっとも大切な響きを持つ言葉であることを忘れてはいけないのです。
相手の事を知り、聞き手に回る
こんなことはありませんか?
・相手の話を決して長くはきかない
・終始自分のことだけを喋る
・相手が話している間に、何か意見があればすぐに相手の話を遮る
・相手のくだらないおしゃべりをいつまでも聞いている必要はない。話の途中で遠慮なく口を挟む。
この辺りは、恥ずかしい話ですが私自が身妻にやっていたことを反省しました。
対策は、
まずはこちらが興味を持つ。
↓
相手が喜んで答えられるような質問をする。
↓
相手自身のことや、得意にしていることを話せるように仕向ける。
「ポイント」
本人の得意にしていること、相手自身のこと、相手が喜んで答えられるような質問をすること。
人の心をとらえる近道は、関心のありかを見抜くこと
人の心をとらえる近道は、相手が最も深い関心を持っている問題を話題にすることです。
きちんと相手のことについて事前に調べ、研究しておく(その人の特に好きそうな問題について)。そして、相手の一番興味ありそうなことを話題にする。
↓
言葉にすると簡単ですが、人の心をとらえられる方は、自然にこういったことができているのだと思います。
私はまだまだだなぁ~と思うことが多く、努力は必要な部分です。
こういった部分に時間をさけるようにしていきたいと考えさせられました。
相手の関心を見抜き、それを話題にするやり方は、双方の利益になると言われています。
相手次第で成果も違いますが、概していえば、どんな相手と話をしてもそのたびに自分自身の人生が広がるため、努力する価値は十分にあると思っています。
誠意を込めて重要感を与える・・・”あなたは重要な存在だ”
人間の行為に対して、重要な法則が一つあります。
この法則を守りさえすれば、友は限りなく増え、常に幸福が味わえます。
ただし、この法則を破ったのならたちまち果てしない紛争に巻き込まれます。。。
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この法則とはーーーーーー
「常に相手に重要感を持たせること」
ジョン・デューイ教授は、「重要な人物になりたいという願望は人間の最も根強い欲求」だと言っています。
ウィリアム・ジェームズ教授は人間性の根元をなすものは「他人に認められたいという願望」だと断言しています。
人間は、だれもが周囲の人に認めてもらいたいと願っています。小さいながらも、自分の世界では自分が重要な存在だと感じたい生き物です。
見え透いたお世辞は聞きたくないが、心からの称賛には飢えているのです。
「心から認め、惜しみなく褒められたい」と。
そのためには、ていねいな思いやりある言葉遣いで、単調な日常生活の歯車にさす潤滑油のように「相手が相手なりの世界で重要な人物であることを素直に認め、そのことを上手く相手に悟らせる」ことです。
”あなたは重要な存在だ”と。
最後に
このページを見に来られたあなたは、人間関係をより良くしたい、改善したいと思っている心優しい人間だと思います。だって、人のためにこうしたい、仕事に活かしたい、と思って学び、吸収しようとしてくれているのですから。
そして、思いつめすぎると自分も疲れちゃいますので、程よく息抜きをしながら少しずつ少しずつ人生を豊かにしていきましょうね。
私は心からあなたの事を応援しています!
無理せず無理せずゆっくりとやっていきましょう。
だってあなたは”重要な存在”なのだから。
ここまで見てくれてありがとうございます。
あなたが見てくれたことが私の励みです。
繰り返し見たい私のバイブル↓
著書「人を動かす」
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